Shift-JISとUTF-8の違い(EUC-JPも)
- Shift_JIS
- UTF-8
- EUC-JP
この3つは日本語を表現出来る文字コードです。
文字コードというのは、簡単に言えば”文字に割り当てられる数字”です。コードの種類によって割り当て数字が違います。
メリットデメリットをご紹介します。
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Shift_JIS
メリット
- 消費バイト数が比較的少ない。
- 国内の携帯電話で読めるコード。
デメリット
- 使いようによって文字化けする。
- エンコードデータに制御文字を含む場合が多いので、それを想定してない環境では誤作動したり文字化けしたりする。
- 文字種は9000ぐらい。
つまり、「Shift-JISは1文字あたりの容量は少ないけれど、表示環境によっては文字化けするし文字種類も多いわけじゃないですよ」ということです。
UTF-8
メリット
- 文字範囲が広く、どの国の文字も文字化けしない。
- ほぼどんなPC環境でもデフォルトで読むことができる。
デメリット
- 国内の携帯電話表示には対応してない場合が多い。
- 日本語は一文字につき3バイト使うので容量がShift_JIS、EUC-JPの場合の約1.5倍になる。
UTF-8は世界標準になってきていますが、昔の携帯電話(いわゆるガラケー)の表示には対応していないものが殆どです。
文字コードUTF-8で作った携帯電話用のウェブサイトを実機で確認すると、文字化けして全く見ることが出来ません。
ですが、スマートフォンであればどの機種でもUTF-8の文字コードでちゃんと表示されます。
EUC-JP
メリット
- 消費バイト数が比較的少ない。(Shift_JISよりは多くなる。)
デメリット
- 消費バイト数が比較的少ない。(Shift_JISよりは多くなる場合がある。)
- 国内の携帯電話表示にはほぼ対応してないと考えて良いかも。
EUC-JPは特に気にしなくてOKだと思います。
使ってる人を見たことがありません。
選ぶのはShift_JISかUTF-8
それぞれの違いはパシさんのSEOブログ「文字コードはSEOに影響するのか?」も参考になると思います。
SIRIUSシリウスではデフォルトでShift_JISになっています。これは日本語サイトで使用されている文字コードはこのShift_JISが多い為です。日本語表示させるために開発された文字コードです。
文字コードについてはどれも一長一短ありますが、日本語サイト作るのであればShift_JISかUTF-8でOKです。
ガラケーサイト表示させたい場合は、Shift-JISの一択になります。UTF-8にしてしまうと、ガラケーサイトは文字化けします。
最近のウェブ事情はスマートフォンとPCからの閲覧が99.9%でUTF-8化が進んできているそうですので、私はUTF-8にしています。
UTF-8だと、ウェブフォントなんかも使えます。最近のネットブラウザ表示はUTF-8を基準にして作られてきています。
ですが、どうしても「ガラケーサイトも必要」という場合はShif-JISを使わざるを得ません。
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